僕は一度
実家へと戻った。







なぜかというと


お母さんに僕のすべてを話そうと思ったから。



かっこつけてるかもしれないけど、
僕はただ『僕自身』という存在を

お母さんに認めてほしかったんだ。



















お母さんは

泣きながら

優しく

僕に応えた。



『シン

今まで辛い思いたくさんしたんだろうね。

私はたとえ、シンが男の人を好きになろうが、私の大事な子ども。








そしてシンの人生であって運命なんだよ。



自信をもって言える





シンは

すごく立派だと思うよ。



言ってくれてありがとう。』












お母さん






やっぱり
お母さんは




僕のお母さんだった。