『なあ、シン、約束させて?
この先何が起こっても俺はお前を守るし、
俺のそばでいつもみたく笑っとってほしい。


だから、もうそんな悲しい顔するな。

俺がずっとそばにおるから。

なっ?


約束する』







ただ嬉しくて、


ただ泣けてきて、


何も言い出せなくて、



今の僕には
手をぎゅっと
握り返すことしか
できなかった。











これが答えだよ?


てっぺいなら
わかってくれたよね?




もう少し、
僕がオトナだったら
言葉でちゃんと
伝えられたのに、




胸がいっぱいで
いつも
あなたに
頼ってばっかり。







あの時、ちゃんと
てっぺいに
『約束する』
って言えてたら、
もう少し一緒にいることができたのかな。