『いいとこやろ?

俺のお気に入りの場所なんや』



『うん、いいとこだね
でも、なんとなく
淋しくなるとこだね』





そう伝えると

てっぺいは

僕を
優しく
抱きしめた。



『こーしても淋しい?
お前はひとりじゃないよ

俺がおるやん?

な?』












あなただけが
僕の存在を
許してくれる
唯一の人間。



神様がまだ許してくれるなら

もう少しでいいから

そばにいたい。





男女の世界で

僕たちは存在していいのかな?





時々思うんだ。




あなたは

普通に恋愛して

普通に結婚して

普通に子どもを生んで

普通に
僕にしてくれたように
奥さんを愛する。











そのほうが

あなたにお似合いなのかな

って。




何が正しくて、

何が間違いなのか

わからいない。



辛すぎる未来が
見えたからこそ


あなたをもっと


そして今を
信じたい