鉄のココロ


『てっぺいさん、
もっかいだけ、ちゅーしてください』




『甘えんぼやなあ

いいよ 気がすむまでしてやる』






ながく




ながく




キスをして




抱き合う。






それだけを繰り返した。










一時間後、てっぺいは立ち上がりベッドに向かった。






『よし、寝よっか?

シン、こっちおいで』




『はい!』



『シンは壁側な?寝相悪いしベッドから落ちたら困るから』


『なんで知ってるんすか?』



『前にシンがうち泊まったとき、寝相が最悪やったの覚えてたから』





『あはは(笑)』



声を出して笑うてっぺいと僕。




『よーし、特別に腕枕してやる

どーぞ、シンくん。』





僕は体重をかけないようにできるだけ頭を浮かせるようにした。






『もっと体重かけていいぞ?

ほんとそういうトコかわいいなー』





『すみません(笑)じゃあ遠慮なく』







でも、なんだかぎこちない僕。