鉄のココロ


ながい


ながい


てっぺいのキス。








『信じた?』





黙って頷くしかない僕。




『……はい…』




すぐさま、てっぺいは
僕をつよく抱えこむように
ぎゅっとしてきた。










『よかった

もっかい言わせて?

シン、好きやぞ』








ようやく酸素が
身体中に行き渡った。







『マジですよね?

ほんとですよね?


もっかいだけ言ってください』






『シン、好きや』






なんだか照れてしまって

お互い笑いあった。





『じゃあ、シンも俺に言って?』











『す、、すきです…

てっぺいさんのこと

大好きです…』












『…じゃあ言うな?


俺と付き合ってくれない?


男とは付き合ったことないけど、
シンとならやっていけると思う』





照れながら、そう言うてっぺい。







もちろん僕はうなずく。