☆俺様彼氏と小悪魔彼女☆

「こ~じょう。どうした?元気ねーな。」


そう言って机のそばに寄ってきたのは・・・


前回の文化祭であたしをみんなの輪の中に入れた・・・。


確か、斉藤君だ。


他人にまであたしが暗いのに気をつかってもらうのは悪い。

「別に???何にもないから大丈夫だよ!!!」

気持ちは最悪。


なのにいかにも何もないような愛想笑いをしておいた。