あーーーぁ。



自分で冷静に考え直した時には、もう、手遅れ。



中野がスゴイびっくりして、俺に話しかけようと、口をパクパクさせてる。



クラスのみんなも、俺をすごい目で見てる…。



もう、言い訳のしようがない。



中「ねっ…ねぇ…?僕、何かした…?ゴメンね…?」



俺は、中野を無視して、クラス中のみんなを睨みまくって、教室を出た。



そしたら…



知念が追いかけてきた。



中「・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・。ねぇ、良介…。。。僕…に…いやな…とこが…あった…ら…教…えて…。」



すげぇー息切れ…。



そんだけ必死で追いかけてきてくれたんだろうな。



でも、俺には、無視する以外に何もなかった…。



中野は、俺の腕をつかんだ。



でも、その瞬間…



俺は、中野のつかまってた手を振りほどいて、家へと向かった。



何してんだょ…俺…。