ふと、隣を見ると、流れ星の様に、キラッと、涙のしずくが落ちた。



ゆ「良…介…。な・・・・っんで・・・?・・・ぐす・・・・っく・・・。」



ゆらちゃんは、なき続ける。



僕には、泣いているゆらちゃんの気持ちと、ゆらちゃんをあきらめようとツラい思いをしている2人の感情が一気に流れ込んできた。



中「ゆらちゃん…大丈「なんでッ。。。うわぁーーーーーーん!!!!」



僕が話を終える前に、ゆらちゃんは…。



泣き叫んだ。



感情が、どんなものか分かっても・・・・



僕には、何もできない。



ただ、いつもだまって話してるのを聞いているだけ。



2人のキモチに・・・



何も応えることができないよ…。



とにかく、僕は・・・



必死に話を聞くことくらいしか、できないんだから・・・。



だけど、それが僕のやるべきこと。



しょうがない。



明日、詳しく良ちゃんに話を聞いてみようとおもう。



ゆ「ぅッ・・・ぅっ・・・っく・・・ひっく・・・」



なき続けるゆらちゃんの背中をさすった。



ゆ「ぅっ・・・。・・・・」



中「落ち着いた?」



ゆ「うん…ゴメン…。」



そしてお互い、別々の方向へと歩いていった。



まるで、良ちゃんとユイとか言う人が歩いていくように…。