斜め前の君

HR委員の仕事は以外にもハードで・・・


担任からは週に1回以上はプリント作りなどの雑用を任されていた・・・。


そのたびに2人は社会化準備室へ行って作業をするのだけれど

最初の1回以来、大輔が変なことを言ったりしたりしてくることは無く





莉沙は平和な作業を続けていた。






変わったことと言えば・・・




「あ、ねぇ山中く・・・」

「・・・莉沙ちゃん?」

「あ、大、輔くん!これ・・・」





莉沙の大輔への呼び方が下の名前へと変わったという点。


これは、最初のゲームの命令である。







「俺のこと、名前で呼べ」






至極簡単なことだったので莉沙は了承したのであった。




しかし・・・




「今苗字で呼んだから・・・缶ジュースね」

「・・・鬼」





その後も何回か勝負していくうちに、どんどん罰ゲームが増えていったのであった。


3回ほどして、もう勝ち目の無いことの分かった今ではもう勝負なんてしていないのだけれど・・・。