★My Homeの秘密★♪〜brother&sister〜






「…さっさと寝ねぇと、明日辛いぞ」



ぎゅっと、抱きしめられる。

安心するぬくもり。


冬なのに、暖房なんていらないくらいあったかい。



「遅刻しそうだったら車で送ってって♪」


あたしは、ずいぶん素直になった気がする。甘えられるようにもなった。



「ヤダ。」

凌兄は相変わらず意地悪だけど…。


ケーチッ。

ぶっと頬を膨らます。


それを暗闇に慣れてきた目で見て、頬をツンツンつっつきながら笑う。

「バ〜カ。遅刻しそうじゃなくても、送ってく」


あたしの顔を上げさせ、額にキスをした。