★My Homeの秘密★♪〜brother&sister〜






「やったぁ!!じゃあしおり、もうおるすばんひとりじゃないのぉ??」


「そうだぞ!」


彼女は、嬉しそうに父親に頭を撫でられていた。




僕はそれを、驚きながら見ていた。



予想もしていなかったから…。




「栞にはな、一気にお兄ちゃんと弟と妹が出来るんだぞっ♪」



おじさんの言葉に、きゃー!!☆とはしゃぐ小さな女の子。




喜んでる…?



彼女はおじさんが次々紹介していく、凌兄や勇紀に無邪気にきゃっきゃっと話し掛けていく。





「で、この子が冬兎くん。栞と同い年だけど、弟になるんだぞ!」




おじさんがそういうと、

“栞”は僕の方を向いた。