★My Homeの秘密★♪〜brother&sister〜





そんな一方的な言い合いの中、


ピーンポーン…


インターフォンが鳴る…。



「は~い」


友里亜のお母さんが玄関へ出ていく。



「誰だろ?」

「宅急便じゃね?」

「お父さんかなぁ?」

「え!おっさん!?」

「おじさん今日早いね?」

「珍しいなぁ、ここんとこ仕事が忙しいとか言って遅かったのにぃ…」




そんなことを言っていると、おばさんの声が聞こえた。


「あら~久しぶりね!冬兎くん♪ずいぶんカッコよくなっちゃってー」




な、なに!?いまな、んて…?




「栞ちゃんね?

さ、どうぞあがってあがって♪」




そう友里亜のお母さんに促されて入ってきたのは、




「ふ、冬兎!?」


「あ、栞。…勇紀も、やっぱり来てたんだね」


「ああ。お前もな!来ると思ったぜ、遅かったな!」