★My Homeの秘密★♪〜brother&sister〜






寝る時、いつも隣には凌兄がいる。

なのに…今日はいない。


いつもある温もりがないだけで、こんなに寂しいなんて…。



………知らなかった。




今夜はあんまり、寝つけそうにない。





「ねぇ…あんた、いつ帰るつもりなの?」



友里亜が、そう聞くのも無理はない。


かれこれ3日はお邪魔していのだから。



「まあ、ウチはいいわよ?お母さんもお父さんも、あんたのこと好きだし……でも、向こうは寂しがってるんじゃない?」




たった3日でそんなわけ……。



クッションに顔をぎゅっと埋める。


「……なんで帰んないんだか知らないけど…あんたも、恋しいんじゃないの?」


素直になんて頷けない。




「…そんなことないもんっ」