友里亜に宥められながら、やっと泣き止んでそれから事情を話すと…。
友里亜は、今すぐ電話をかけて訂正した方がいい!と言った。
あたしもそう思う。
だけど、そんな勇気ない……。
恐いんだ……凌兄と話すのが。
ここ最近、少しでも結婚に嫌気が差していたあたしを知られるのが怖い…。
それを知った凌兄が、どう思うのかが……すごく恐い…。
ああ、やっぱり。
こんなに好き………。
今日も、やっぱり食欲がなくって…友里亜のお母さんにまで心配された。
友里亜も、普段のあたしの食欲を知っているので、予想以上の食欲のなさにすごく心配していた。
さっきのことが原因だと思うけど…。
自分でも、恐いくらいだった。

