わ、すごい友里亜の言った通り……凌兄同じこと言ってる。
って、感動してる場合じゃなかった!
「…ご、ごめんなさい……」
あれ、でもじゃあなんて書けば心配かけないんだろう?
逆に、ちょっと家出します。探してください。…かな?
いや、変だよね。
じゃあどうしたらいいんだろ。
「とりあえず無事ならいいけど…今どこにいるんだよ?」
呆れながらも、でも安心したような凌兄の声。
心配かけちゃったんだ…と改めて自覚して、申し訳なくなった。
「…友里亜ん家。今日は泊まってく…」
ボソボソと呟いたあたしの声を、凌兄はちゃんと拾ってくれて…。
「…わかった」
そんな言葉が、携帯の向こうから聞こえた。
だけど、どこか低い。

