友里亜のゆうことはごもっともだ。
一人になりたいから、という理由で、家出する人はなかなかいないだろう。
一人になりたいなら、トイレにでも籠ればいい。
それはそれで嫌だけど…。
まあ、でもこれも経験だな…。
なにげ初の家出だし。
結婚したら、こんなことも出来ないだろうし。
「ていうか、あんた、何て言って家出してきたの?」
布団を引き終わった友里亜が、真剣な顔をしてあたしに聞いてきた。
「え?…あー置き手紙。」
「…は?」
「だから、部屋に『ちょっと家出します。探さないで下さい。栞』って書いた手紙置いてきたの!」
なんかあれ置いてくるの結構楽しかったんだよなー。
と思いだして笑っていたら。

