………って言っても一人になんて絶対なれないのが、我が家の宿命なのかもしれない…。
だからあたしが考えたのは……。
「…家出してきたぁぁあ!?」
キーン…と友里亜の叫び声が響く。
ウチの事情を知っている友里亜なら、驚くのも無理はないだろう。
「…う、うん…」
「うん、じゃないわよ!!」
「…すいません……」
怒鳴られることも、承知の上だ…。
「あーもー…あたしが怒られるじゃないっ…」
はぁ…とため息をつきながらも、あたし用の布団を探している友里亜は、本当にいい親友だと思う。
「…だいたいあんたはわかってないのよねぇ…あの家での自分の存在の大きさを」
布団探しをしてロフトに登っている友里亜は、上から愚痴るように言ってくる。

