「栞、大丈夫!?」
声のした方を見ると、冬兎だった。
「……む、むりで、す…」
情けないあたしに掛けより、背中を撫でてくれる。
ついでに新聞紙も広げてくれて、洗面器がどこからか出てきて…。
「いいよ栞!」
その言葉を聞いた瞬間、お言葉に甘えて吐きました…。
あとから遅れてやってきた勇紀は、
「冬兎!?なんで!?」
「勇紀みてたら、日が暮れるなと思ったから洗面器と新聞紙持って僕が来たんだよ」
「だからいくら探してもなかったのかよお!」
くそーと頭をかかえながら嘆く勇紀。
「それより、栞!!大丈夫だったか?」
洗いにいった口をタオルで拭いてたら、勇紀が突然振り向いてきた。

