「…ありがと、勇紀」
ん、って言った勇紀の背が、来ないだより大きくなった気がした。まだ、成長してるのか。
なんだか、少しだけ勇紀が“大人”に見えた…。
「……ゔ!」
「は?」
「なん、か……ぎもぢわるいぃ゙…!!」
突然の吐き気に、叫んだあたしはもう耐え切れずうずくまって、勇紀はいきなりでそれはもうテンパって、すごい慌てていた。
「だ、大丈夫か!?もも、もう無理か!?は、吐くか!?ここで吐くか!?せ、洗面器っ必要だよな!?今持ってくる!!」
そう言って、慌てて下へ駆けて行った。
き、気持ちわるい…。
本気でやばい…。
勇紀が洗面器、持ってきてくれるらしいけど…。
も、もう無理…!!

