★My Homeの秘密★♪〜brother&sister〜






「…お前、最近まともに寝てねぇだろ?寝不足なんじゃねぇの?」



そう言って、頭を撫でてくれて。


それからまだ食べ途中なのに、部屋まで連れていってくれた。




「とりあえず寝てろ」


ダブルベットの中に入ったあたしの、凌兄は優しく呟く。



あたしは首だけで頷いた。



「今はどんな気分?」


「胃の辺りが…なんか変」


「どんな風に?」


「なんか、違和感がある…」



困ったよう笑う凌兄を見て、心配をかけて悪いな、と思った。


早く、治るなら治したい。


どうすれば…。



「…なんも考えんな」



不安な気持ちが、顔に出てしまっていたのだろうか。


頭を撫でて、寝かせると、布団をかけてくれた。





「あとでまた来るな?」


バタン、とドアが閉まった。



みんなに心配をかける自分が情けない…。