★My Homeの秘密★♪〜brother&sister〜





「そうか?」


かばんを返すと、一人部屋の中へ入っていく。



「凌兄、先にリビング行ってるね!」


声をかけて、あたしはすぐさま移動した。




いつ渡せばいいのか…。

今更になって悩む。



やっぱり、夕飯の後だよね?



そう決めて、あたしはリビングへ。

いつものように夕飯が並べてあって、席についた。



「お、栞!意外と美味かったぞ!」

と、勇紀。


へ?


「うん。すごく美味しかったよ」

と、冬兎。



なんのこと?


ちんぷんかんぷんでいると…。