★My Homeの秘密★♪〜brother&sister〜





「結構いいな」

と、凌兄は笑顔であたしの頭を撫でる。



またまた心拍数上昇。

ほんとに死ぬっっ!!



「りょ、凌兄かばん持つよ!!」


そういって凌兄からかばんをひったくって、早足で先を歩く。


「あ、おいっ」

凌兄はあたしの後を追い掛ける。


あーもーやばい!

どうしようどうしよう!



あたしが頭をごちゃごちゃにしていると、後ろから抱きしめられる。



「どーした?」


心配そうにあたしの顔を覗き込む、凌兄。



「だ、大丈夫っ!!」