★My Homeの秘密★♪〜brother&sister〜





「…ん〜?ちょっとね。でも大丈夫っ」


しかし、苛々したってしかたない。

きっと、今の凌兄には関わんない方がいいのかもしれない。

いつもと少し違うし…。


うん、気にする必要なし!


それに雛にたいしたことでもないのに、心配などかけたくはない。



まだ少し心配そうな雛に笑顔を向けた。

…すると、雛の手に、見覚えのあるようなハートの包み紙につつまれたものが…。



嫌な予感がする…。



「ひ、雛…そ、それなに?」


あたしは出来るだけ冷静に、恐る恐る雛の手元のそれを指差しながら尋ねた…。