「……は?」


幸せそうな顔で言った翔平の言葉に、私の頭はついていかなかった…



聞き間違い…だよね?



そんな私の思いとは裏腹に、翔平はもう一度しっかりと言う。



「だーかーらっ、俺、彼女できたんだって!」



「えっ、翔平くん彼女出来たの!?」


横にいた親友の千裕が驚いた顔で翔平聞き、

すぐに心配そうな顔で私を見た。



千裕は私が翔平の事を好きと知っている唯一の人だ