一度に、ふたつの恋をした。





心に闇を持った、
だけれど優しい男の子と



太陽のような、
温かく柔らかな男の子。





最低だと蔑まれても



悪女だと噂されても



どちらも大切だった。





──大切だからこそ、
手放すのが怖かった。










私は今でも、

"貴方"が大好きです。





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