そして、夏休みも終わりに近づいてきたある日の事―


アタシは相変わらず伊吹を無視していた。


…ごめんね。伊吹―





だけど今回だけは伊吹と向き合おうと思った。






逃げたって、何も始まらないから…





アタシは久しぶりにパソコンを開いた。


リヴリーに餌あげてなかったから、死んでたらどうしよう。

心配をよそに、なぜか手はパソコンを開いている。

パソコンはもうアタシの友達になったみたいな感じ。






自分のリヴリーの満腹度を見てみると…



なぜかリヴリーの満腹度が100になっていた。




掲示板には、伊吹とスガちゃんがたくさんカキコ(書き込み)してくれていた。








アタシがこんなに迷惑かけてるなんて、気づかなかったよ―



何でアタシはこんなにバカなんだろう。









伊吹とスガちゃんに直接会って謝らないと…