その瞳に…魅せられて。







まだ、落ち着かない
ルアンの額に手をやるジキル。
すると…ルアンはジキルの方へと
体を倒し、気を失った。


「っ!殺したわね!」

「いや、殺してねぇよ!」

ゼルの言葉に
突っ込みを入れるのはラックス。

ジキルはそのままルアンを抱き上げると
外へと、通じるドアへ歩いた。


「…レイには俺が会っておく。
お前らは少し休むが良い。」

そんな静かな声が部屋に響き渡り…
ジキルは外へと姿を消した。


「…変な感じね。」

ジキルの居なくなった部屋の中で…
レナはフォークをお皿に置き、
呟くように言った。


「…レナ?」

レナの異変にラックスは首を傾げる…。


「人間だからかなぁ?」

続いてゼルも寂しそうな表情を見せた。