(―ライル・ボード―…。) ジキルはラックスの腕を ゆっくり下に下ろして… その前に立つ…。 「…ラックス、ライターを 放っておいて良いのか?」 静かに…。 ラックスに背を向けたまま、 ジキルは言った。 「あ?」 いきなりの言葉に 不快そうな声を上げるラックス。 「出血多量で…死ぬぞ。」 そうジキルが声を上げたその時、 ドガガガガガガ!! と、大きな音が響き渡った。 「チッ!」 そう舌打ちをして、 駆けていくラックス…。 ジキルの瞳はライルを 一心に見据えていた。