無言が続く…… そんな中、ジキルが声を発した。 「………殺れ。」 その言葉が耳に届いたルアンは ドアを出る寸前で脚を止め、振り返る…。 ポケットに背を突っ込む姿は相変わらず… その傷付いた翼を…大きく広げて。 その前には拳銃を ジキルに向ける男の姿…。 ルアンは駆け始めた。 ズガーン…。 一発目の銃声は虚しく…。 ジキルの胸に食い込んだ。