肩に負った掠り傷…。 血が服を伝う…。 と、その時…汽車が停車し… 車体がぐらりと大幅に揺れた。 ふら付く4人。 そっとセイルから目を離した隙に… その姿は…消えていた……。 腹部に手を回し、 出血を抑えようと試みるジキル…。 だが…それは不可能。 口の端から流れ落ちる血液に… ルアンはどんなショックを受けただろう…。 結界を解いたジキル…。 ルアンはその場に座り込み… 下唇を噛んでいた…。