｢は。お前の事気に入ったから｣


涼宮はニッコリと
天使……いや、悪魔のような笑みを浮かべた。

｢……｣


呆気にとられて
私は反論出来ずに
涼宮が何か言うのを待っていた。


｢ぷっ……マジでウケる｣


笑われた!?


｢じゃ、さっそく今日の夜電話しろよな。
しなかったらお仕置きな｣


初めて人の笑顔で鳥肌がたちました。


｢じゃーなぁ｣


そう言うと涼宮は、
私の前から去って行った。



──ちょっと……待てよ？

私……確かあいつに──


奴隷って言われなかったかぁ!?