月の雫〜The Moon Drop〜

「ゴメンなさい。」


「今度から心臓に悪い事は事前に知らせてくれ。」


「うん。」



言いながら、アルの背中に手を回す。



「多分、戸籍上一度死んでいるから、もう死なないわ。」


「現実で死なれるほうがよっぽど嫌だ。」



確かに。



シャナは頷いてアルから離れた。



「取り敢えず帰ってから話しましょう?
ラスも交えた方がいいから。
悪いけどルナには席を外してもらって。」


「わかった。」



じっくり聞かせてもらうよ、と言うアルにシャナは苦笑いになった。