月の雫〜The Moon Drop〜

「う、あ、えっ!?」



もう胸まで浸かっている。



深いんじゃないの?



アルの長身が幸いしたらしく、最も深い所は肩まで浸かっただけで突破した。



驚いている間にアルは岸に上がり、シャナを睨みつけた。



「アル?」



一生懸命声を出し、名前を呼ぶ。



その直後、殴られて意識が飛んだ。