月の雫〜The Moon Drop〜

よかった…。



「信じろよ?」


「うん。」



シャナは嬉しくなってアルの肩の頭を預けた。



「ということなので、公爵、結婚は無しで。
いいよね、父さん。」


「あ、あぁ、いや。」


「それではお引き取りください。」



ラスのテキパキとした対応に公爵は引っ張られている。



さっさとラスに追い払われてしまった。



「助かったよ、ラス。」


「いやいや。
未来の兄さんの為なら。」



シャナはカアッと真っ赤になった。



「ラソール!」