月の雫〜The Moon Drop〜

「そういうアルはいくつなの?」


「俺?
俺は今年で18。
シャナは?」


「私は17歳。
アルもやっかいな年頃に入ってるんじゃない?」


「でも俺はこんなだぞ?」



笑ってアルは自分の服装を指した。



確かに、泥汚れが目立つ。



「私、洗いましょうか?」


「いいよ。
アイツ、自分の服に時間をかけるから俺のは適当なんだ。」



いくらアルでも、この服の洗い方に不満はあるらしい。



「妹さんに言ってみたら?」


「お兄ちゃんはいつもこんなだからいいでしょ、ってさ。」



言ったことはあるらしい。