「じゃあなしゅん。」
《うん。じゃあね!》

しゅんを送ったあと、どうしてもしゅんの声が聞きたくて電話した。
しょうもない会話だけど俺にとっては大きな約束をした。

「…………早くバレンタインになんねえかなあ。」

つーか俺はしゅんから義理じゃなくて本命のチョコが欲しい。


一生無理かもしんねえけどそれが俺の願望。



あたり前のように隣にいて、あたり前のように笑っていてくれる。


俺が告ればそんな日々…
やってくるかな?


もし俺がしゅんの彼氏になれたら、俺はしゅんを幸せにできるかな?

たぶん、きっと…
しゅんを幸せにすることが俺の幸せ。