何度も好き

「ま、待って」

こんな顔じゃ俊チャンに会えないよ〜

一生懸命に目をこする。

「・・・待たない。」

そう言って俊チャンは勝手に私の部屋に入ってきた。

「待ってて言ったのに・・・」

バッチリ泣いて真っ赤になった顔と腫れ上がった目を見られてしまった。

そんな私の顔を見て笑いながら俊チャンは言う。

「ぶっさいくだな〜!!」

(誰のせいだと思ってんのよ!!)