「大丈夫っ!もし忍成さんがそっちな感じで、誘われそうになったら、うまく交わして逃げろっ☆ってかあたし達も付いてくから、ホントにヤバそうだったら助けるし♪ね?」


乗り気じゃないオレをムリヤリ忍成俊介の元へやる二人。

現場にいることの多い彼が、今はスタッフの喫煙ルームで一息ついてる。

このチャンスを逃したくない二人は、仕事中のオレを無理やり引っ張っていく。

っていうか、てめぇら仕事しろ!

って言えないキャラを演じてしまった自分に一番自己嫌悪… 。

オレは腹をくくって、忍成俊介のもとへ行く。