「とりあえず仕事に戻るけど。知り合いなら良かった。この子今日のモデルなの、一時間でメイクとかするから、服イメージに合うの用意しといて。カメラマンもあと数時間したら来るから。」
いきなり真希さんが仕事の顔に戻って、忍成さんに言った。
この二人、今でもこーやって一緒に仕事してんだ。
そう思ったらまた胸が痛む。
ってか由梨のヤツ、もしかして知ってたな?
忍成の名前出した時のあのびっくりした態度と、最後に意味あり気に笑った顔を思い出す。
「じゃあ、りさちゃんはこっち。」
そう真希さんに言われて、あたしはスタジオの奥にある個室へと移動した。

