それは、高級マンションの名前が書かれた名刺だった。 しかもご丁寧に、タクシー乗ったら見せる!って裏に書かれてた。 あたしはタクシーのおっちゃんかいっ! っていうか、このマンションに住んでるなんて、やっぱこいつハンパない。 とりあえずあたしは、半分寝かかってるこいつを乗せて、そのマンションまで車を走らせた。