material girl



結局酔いつぶれた忍成を、あたしが連れて帰ることになった。

他はみんな歩いて5分ぐらいのホテル帰るだけだし。

車で来たあたしと忍成は、必然的にあたしが運転するしか道はないっていうか。

とりあえず忍成の車はホテルに預けて、あたしの車にヤツを乗せる。

「あの、自分家分かります?住所とか。」

「うち?うちはねぇ、えーっと、財布っ!」

…マジ会話なりたたねぇ。

必死で財布を探す忍成のかわりに、カバンの中から彼の財布を取り出して渡す。

そっから一枚の名刺を取り出して、あたしに見せた。

「ここっ!」