material girl



「え?」

ザックの言葉に、とっさに反応できなかった。

「リサには幸せになってもらいたいから。」

「やだなぁ、余計な心配しなくても大丈夫だから!あたし、アイツ嫌いだし(笑)」

あたしが笑って言ったら、ザックが安心したように微笑んだ。

「アンナから聞いたんだ、ごめん。もうそろそろさ、彼の分も幸せになるべきだよ。」

「ありがとう☆じゃあザックのお嫁さんにしてよ(笑)」

「ははっ、それはアンナとダンに超反対されそうだなぁ。オレなんかと結婚したら苦労するよ?」

ザックがイタズラっぽく言った。

冗談でかわしてきたか(笑)

まぁ分かってますよ、彼にとってあたしは恋愛対象外だってことはね。

アイドルに憧れるような感じの気持ちなんです。

こんなふうに、簡単に冗談で結婚してって言えちゃうような。

サトシほど夢中になれる人が他にこの世にいるなんて、考えらんない。

分からない。