「彼はなんか、重いものを抱えているみたいだな。」
ザックが突然ポツリと言った。
「彼って、忍成俊介??」
あたしはザックに聞き返す。
「あぁ。何か人とわざと壁を作ってる気がするよ。人当たりはいいのに、誰も寄せ付けないっていうか。」
確かに、ザックの言いたいことは何だか分かる気がする。
あたしがサトシのことを抱えていたように、彼もまた何かを背負っているような気はしていた。
どーでもいいはずなのに、なぜか気になってしまう。
好奇心なのかな。
アイツがミステリアスであればあるほど、何だか誰も知らないアイツの顔を知ってみたいと思う。
あたし、おかしいかも。
飲みすぎで頭イカレた??
「…リサ、あまり彼には深入りしないほうがいいよ。」

