「例えばさ、スッゴい愛せる人に出会えたとして。でもそれが自分が10代の時じゃ、結婚に発展するかって言われたら、そーなれる確率は低い。でも、同じ人でも、もし20代に出会えたら、結婚する可能性は高くなるんだ。オレは出会うタイミングも、運命なんだと思う。結局、オレはダンにはかなわない運命だったってわけさ。じゃなきゃリサは誕生してないしね☆」
ザックは笑って言った。
運命…かぁ。
神様は何であたしとサトシを引き合わせたのかな?
そしてなぜママの相手をザックじゃなく、パパにしたんだろう。
でもそんな運命のおかげで、あたしはここにいる。
この世はなぞだらけだ。
愛なんて、理解不能な感情に振り回される。

