私より先に晴樹が答えた。 「いいの……?」 「もちろんだよ」 晴樹は温かい笑顔を 私に向けた。 「では、産みますね?」 「「はいっ」」 今度は2人で答えた。 2人の気持ちが 揃ったんだ。 私、世界一幸せだよ…… ありがとう、晴樹。