『大変…だね』 と遥香が言ってきたので 『でしょー?だからさぁ、今日だけは特別にっ』 と言ってすかさず遥香の膝の上に頭を乗せた。 『ちょ、ちょっと!やめてよ! っていうか怪我は!?』 どもっちゃって。 『頭の怪我は大丈夫。 だけど心が痛むから、遥香が看病して?』 と上目遣いで頼んでみた。 『怪我が大丈夫なら早く起きなさいよー!!』 『シー、兄貴がまた来てもいいの?』 _