♂好き×嫌い♀




金縛りにあっているような感じだ。


『もしかして自分もしたい、とか思ったりした?』


…否定したいのに、体も動かない。


『遥香?』


翔の心配そうな顔があたしの目の前に来た時に、やっと動いた。


『ち、違う…』


小さい声だったけれど、聞こえている、はずだ。


たぶん、あんなの間近で見たのなんて初めてだったから、緊張とショックで固まってしまったんだと思う。



_