『はいっ送信完了! なんかあったらいつでもメールしていいからさ。 たいていの時は返せる』 と雅はまるで話したのが初めてじゃないかと思わせるくらいフレンドリーだ。 他の男子とは態度が違うように感じてしまう。 雅ってやっぱり… あたしのテンションが落ちているのに気がついたのか、雅が話しかけてきた。 『なぁに落ち込んでるのよ。大丈夫、私はあんな男には興味ないから。 それよりさ、遥香って実は翔君のこと…』 と言ってからかいの笑みをむけてきた。 _