Milk teA KiiS


それから
たわいもない話をして

いつの間にか
夕日が沈む時間に
なっていて

夕焼けも
すごく綺麗だった

なんだかんだ
家まで送って
もらってしまい

「また明日ね」

なんて言って
帰って行った

その後
舞奈海からの電話で
デートがどぅだった
だの散々
愚痴&惚気を
聞かされたりした

それが

あたしとアイツの

出逢い

そこから
自然に一緒に
いる時間が増えて

っていうか
勝手に透牾に
くっついて
教室来たり

呼んでもないのに
屋上来たり
してるから

あたしの方も
扱いに慣れた
ってのが
本当のところ
かもしれない

いつの間にか

『金髪頭』

から

『隼人』

って呼ぶよぅに
なってるし

まぁそれも
金髪頭って
呼びにくいし
長いし

理由ならそれだけ

とにかく
透牾も舞奈海も
隼人のことは
良く思ってるし

まぁ...
悪い奴じゃないのは
認めても良いかな

あたしにとって
透牾みたいな
存在になりつつは
あった

季節は夏

もぅすぐ
夏休みの時期だ