「大人しく待って
たんだ.偉い偉い」
そんでなんで
この金髪頭は
偉そぅなわけ?
頭痛が更に
ひどくなるじゃない
『誰もあんたを
待ってません』
「はいはい.
ホラ帰るよ~」
『自分で帰れます』
「良いから良いから」
会話を聞いてる
舞奈海と透牾は
さも驚いた顔を
している
そりゃそぅだ
ここにいる金髪頭
と話あたしは
2人の前での
いつものあたし
校内では
見せることのない
素に近いあたしだから
「珍しい...」
「あぁ...」
そんなに物珍しい
顔しなくても...
そぅいえばなんで
この2人もここに
いるんだろぅ?
『ねぇなんで舞奈海
たちここにいんの?』
「え?あぁなんか
風魅君が透牾に
自転車借りに来て-
理由聞いたら
沙罹絡みじゃん?
んで透牾があたしを
呼んで一緒に来たの」
『そっか...
ありがと
なんかごめんね』
心配して来てくれた
のが素直に嬉しかった
「さて.
滝源さんそろそろ
帰って安静にした
方が良いわよ?
あなた達も
授業に戻る!」
このままだと
いつまでたっても
終わりそぅにない
あたしたちの会話を
止めたのは
先生で
舞奈海や透牾は
気をつけてねと
だけ言い残し
素直に保健室を
出て行った
「帰ろっか」
あんたもクラス
戻ってよ...

